クロスファイア(上)(宮部みゆき)
2006.09.05 Tuesday
四人の若者が廃工場に瀕死の男を運び込んできた。念力放火能力(パイロキネシス)。
その男を“始末”するために。目撃した青木淳子は、力――念力放火能力(パイロキネシス)を放ち、三人の若者を炎上させる。
しかし、残る一人の若者は逃走。淳子は、息絶えた男に誓う。
「必ず、仇はとってあげるからね。」一方、現場を訪れた石津ちか子刑事は、不可解な焼殺の手口から、ある事件を思い出していた!
現実ではありえない能力。念じるだけで火をだす力。
しかも一瞬にして一人の人間を焼いてしまうほどの高温。
そんな実際ありえない力の持ち主、青木淳子は罪のない人間を殺した犯人たちを追いつめていく。
誰もが信じない彼女の力。
でも昔、そんな力の持ち主に弟を目の前で焼き殺された警官が登場。
じわりじわり警察の手が青木淳子にせまっていく様子が面白いです。
いっきに上巻を読んでしまいました。
青木淳子の運命は・・・?