ついに4巻目に突入。
ショーリとかれん、そして父親の再婚、陸上部のマネージャー、いろんな人がうまく絡み合い、ゆっくりゆっくり二人の恋は進んでいきます。
今回は内面的な成長?気持ちを描いた部分が多く、ちょっとじれったさを
感じつつもショーリのまわりの世界、環境を十分に知る内容です。
内容も面白くすっかりはまってる、「おいコー」シリーズ。
(おいしいコーヒーの入れ方の略←著者がこう言ってた!)
実は私がもう1つ楽しみにしているのが本の「あとがき」。
村山由佳さんからのメッセージが彼女の表現で書かれているのでこれがまたいいんですっ!
ドキッとさせられる部分や、そうそう、私もそれが言いたかったの!と
いうようなことをうまく書いてくれていたり、元気付けられる言葉がいっぱい!
彼女の生き方、ものの考え方大好きです。
驚いたのは私の大好きな作品「
翼―cry for the moon」。
あのスケールの大きい内容を高校生のときに考えたとのこと!
さすがです、、、。
あとがきに書かれていて共感できた部分をちょこっとだけ紹介。
人生あみだくじ
これは決して1つ選んだらそれで終わりという意味じゃないんです。
本気で何かを変えたいと思ったら、ただ迷っているだけじゃ駄目。
どこかの時点で思い切って、目の前にある選択肢の中からたった一つを選ぶしかないんだ、ということです。
そうして走り出さない限り、次の曲がり角も、新しいチャンスもめぐって来やしないものね。
・・・・
選んだ先にも、またその先にも分かれ道は次々にめぐってきて、可能性はどんどん広がっていくはず。生きるということは、死ぬまで、あみだくじを自分の意志で引くことの連続なんだと(あるいはそうあるべきだと)私は思います。
これは「
晴れときどき猫背―seabreeze from kamogawa〈2〉で紹介されていたものでもあります。
この本も村山由佳さんにはまるきっかけになった1冊でもあります^^